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観察が楽しくなる「昆虫図鑑」厳選6選 写真満載&飼い方紹介も

知的好奇心を育む図鑑は、親として子供に好きになってもらいたいもの! とはいえ、たくさんの種類があって、選ぶのに困りますよね。そこで、「図鑑博士」として有名な斎木健一さんに、人気ジャンルの「おすすめ図鑑」を教えてもらいます。

第7回目は、「昆虫」の図鑑をピックアップ! 昆虫は、子供が興味を示すものの、ママパパが苦手で遠ざかっているパターンも少なくないのでは。とはいえ、親子で一緒に楽しめると、子供の昆虫への理解をグンと広げることもできます。昆虫をじっくりと観察できる写真中心のものから、飼い方まで学べる図鑑まで、おすすめ6冊を紹介します。

もう迷わない! ジャンル別におすすめ図鑑を厳選紹介!

【おすすめ1】とびだす!うごく!むし

(出版社:小学館/本体価格:780円+税)

子供の手のひらサイズの飛び出す図鑑です。ページを開くと、バッタが飛び跳ねたり、イモムシが葉っぱの穴から顔を出したりします。かなりデフォルメしたかわいらしいイラストを使っていますので、イモムシでも怖くはありません」

全16ページの絵本のような図鑑なので、1歳〜3歳くらいまで楽しめます。ベビーカーのポケットにも入り、手軽にどこへでも持ち歩けます

ポイント

「チョウチョの羽を動かせたり、アリの行列が反対を向いていたりと、細かな仕掛けもあります。親子で探して読み進めるとより楽しめますよ」

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【おすすめ2】日本の昆虫1400(1)・(2)

(出版社:文一総合出版/本体価格:各1,200円+税/写真は「(1)チョウ・バッタ・セミ」)

『子供は昆虫が好きだけど、自宅での飼育や標本づくりはちょっと…』という家庭には、見つけた昆虫を写真撮影して、この図鑑で名前を調べるという方法がおすすめです。(1)のチョウ・バッタ・セミには731種類を収録、(2)トンボ・コウチュウ・ハチには660種類が収録されています。2冊そろえて持っていると、約1,400種の昆虫を知ることができます」

「生きている昆虫の姿で掲載されていて、撮影した写真と比べやすい点が特徴です。写真の背景が白く、昆虫の細かい毛やトゲなどもはっきり見えて迫力があります。私自身が『親子向け生きもの見分け方講座』で愛用している図鑑でもあります」

ポイント

「調べ方も簡単です。セミだったらセミ、バッタだったらバッタの章を最初のページから全部見るだけです。親子で見るなら3歳から、子供が自分で調べるなら5歳から可能ですが、説明文は大人向けなので、最後は親子一緒に説明を読みましょう」

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【おすすめ3】はっけんずかん むし 新版

(出版社:学研/本体価格:1,980円+税)

写真図鑑のページと、窓開け図鑑のページが交互に並んでいる『はっけんずかん』シリーズの昆虫編です。窓開け図鑑の部分には昆虫の名前があるだけで、説明はありません」

「窓を開いたときは説明文もでてきます。3歳でも理解できるレベルのやさしくて、わかりやすい解説です。昆虫の名前もひらがなで書かれていて、5歳児くらいならひらがなの勉強にも役立ちますよ」

ポイント

「全ての窓に『どうなるかな?』『なにをしているのかな?』といった問いかけがあります。子供に『どうなるのかなあ!?』と聞いて、気分を盛り上げながら、一緒に開いて楽しんで下さい

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【おすすめ4】小学館の図鑑NEO(新版) 昆虫

(出版社:小学館/本体価格:2,000円+税)

昆虫図鑑の定番です。どの図鑑を買えば良いか迷ったら、この図鑑を選びましょう。進化の過程で原始的とされている種類から順に掲載されているだけでなく、ほかの図鑑ではあまり掲載されていないような昆虫まで解説されています」

約200ページで1,400種の昆虫が掲載されていて、重さも1.3kgを超える満足感がある図鑑です。もう少し手軽なものが欲しい場合には、850種掲載の『NEOポケット昆虫』もあります。子供と一緒に書店に行って、実際に手に取って比べてみましょう」

ポイント

3歳児くらいなら、多様な昆虫の写真やドラえもんがナビゲートするDVD動画で楽しめます。一方、保護者は『テントウムシのシーソー』などの子供と遊ぶネタがわかる1冊です。親子それぞれが違う視点で楽しめる内容です」

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【おすすめ5】今森光彦 昆虫記

(出版社:福音館書店/本体価格:3,200円+税)

昆虫写真家による写真中心の図鑑で、読むと昆虫が生活している姿を見に行きたくなります。写真の総数は1,700枚もあり、巣を作ったり、狩りをするなど、いろいろな昆虫の活動が連続写真で紹介されています」

「昆虫の顔や卵、抜け殻ばかりを集めたページもあり、個性的な写真や姿に目を奪われます。昆虫の名前を覚える事から一歩進んで、子供昆虫博士になれる図鑑です

ポイント

「文章は大人向けですが、漢字にはすべてふりがながふられています。親子で写真を眺めながら、文章をやさしくかみ砕いて説明してあげましょう。写真だけでも十分楽しめるので、3歳以上の子供におすすめです」

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【おすすめ6】生きもの つかまえたらどうする?

(出版社:偕成社/本体価格:1,500円+税)

「昆虫と小動物の紹介のほかに、飼い方についても、さまざまな写真と文章で解説されている本です。子供に『持って帰って飼いたい!』と言われたときに、あわてず、正しい飼い方ができるように、家庭に常備してほしい1冊です

「飼い方の説明では、『ヤゴは暑さに弱いので、採集したときに車の中に放置しないこと』、『トンボになったら飼えないので放すこと』など、採集からお別れまでを想定した解説がされています」

ポイント

図鑑部分には種類ごとに飼いやすさが星印の数で示してあり、良い目安になります。すべての漢字にふりがながふってあるので、小学校低学年くらいであれば十分理解できます。また、生きものを飼いたい子供につき合う『保護者のための参考書』とも言えるでしょう」

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子供は、とにかく虫が好きです。ですが、大人が怖がったり嫌がったりすると、それを見て虫を怖がったり、嫌いになっていきます。虫が嫌いだと、自然の中に入っても恐怖が先に立って、楽しむことができません。大人が手本を見せることが大切です

「苦手な方は、写真を撮って図鑑で名前を調べることから始めましょう。写真でみる昆虫は意外に美しく、かわいいものです」

子供と一緒に昆虫図鑑を楽しむことができれば、遊具や特別な遊び場所がなくても、親子で遊べますよね。小学生の子供には、夏休みの自由研究にも役立つかもしれません。一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

次回は「水辺の生きもの図鑑」です。お楽しみに!

お話を聞いたのは…

  • 千葉県立中央博物館・生態学・環境研究科長 斎木健一さん

    1962年、神奈川県生まれ。理学博士。幼い頃は、どのクラスにもいる「昆虫博士」。大学では化石、職場では植物、男の子3人の育児を通して魚を飼い、野鳥を眺めるなど、次第に守備範囲を拡大。専門分野は古植物学・植物学・理科教育。千葉県いすみ市の植物調査で新種のイスミスズカケを発表したり、「なぜ図鑑で植物の名前を調べるのが難しいのか」についての研究結果を学術雑誌で発表するなどの研究成果を残す。2014年に『図鑑大好き!』出版、2015年には職場での図鑑企画展担当をきっかけに、人気番組『マツコの知らない世界』に出演。

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ライター紹介

宮平なつき

フリーライター。美容、健康、ダイエット、恋愛、結婚、子育て、教育、インテリアなど、“女性のライフスタイル”にまつわる記事や著名人のインタビュー記事を主に執筆。趣味は、スポーツ観戦と旅行。最近の最も気になることは、甥と姪の成長。

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