早いもので、今年ももうすぐ終わり。しかし、忙しくてまだ年賀状を作っていない!そんな方にむけて、今からでも間に合う、自宅で作る写真年賀状&手作り年賀状(はんこ、ちぎり絵)作成のコツをご紹介します。お子さんと一緒に、年賀状作成を楽しみましょう!
写真年賀状:自宅でおしゃれ&笑顔の写真を撮るコツ
子どもが小さいうちは、写真入り年賀状を送る方も多いと思いますが、自宅で撮影したスナップ写真だとどうしてもおしゃれにまとまらない、とお悩みの方も多いのでは?
そんなときにおすすめしたいのが、100円ショップのウォールステッカー! 白壁に貼るだけでグッとおしゃれな空間に早代わりできるんです。今回は実際に、100円ショップ「Seria(セリア)」で購入したお正月テーマのウォールステッカーを使って撮影してみました。
ウォールステッカーは子どもの身長に合わせて貼る
基本的に、ウォールステッカーが貼れる壁ならどこでも大丈夫ですが、日が差し込む窓や照明の近くの壁だと明るく写るのでおすすめです。
場所が決まったら、いよいよウォールステッカーを貼っていきますが、大人の目線で貼ると、いざ撮影するときに子どもの顔とステッカーの位置が合わずに一緒に写らない、なんてことに…。ウォールステッカーを貼るときは、子どもの目線に合わせて貼るようにしましょう(ベビーチェアなどに座って撮る場合には、座らせたときの視線を基本にしてください)。
まず、中心となる場所を決めたら、メインのシール(ここでは「A HAPPY NEW YEAR」の文字)を目印として貼り、その後ほかのシールを配置していきます。なるべく左右対称になるように貼っていくとバランスが取れます。もし失敗しても、そっと剥がせば大丈夫です。
実際にカメラのフレームをのぞきながら、横位置・縦位置、どちらも収まりがいいように、ウォールステッカーを配置すれば完成です。子どもは動き回ることも多いので、上下左右に動いたときにもステッカーの絵柄が写りこむように、子どもの周りを囲む形でステッカーを配置すると良いと思います。
自然体の笑顔を大切に。撮影時にカメラの後ろで気を引くのも◎
自宅で撮影する最大のメリットは、子どもが自然体でいられること。慣れ親しんだ環境&大好きなパパママがカメラマンなので、子どもも安心して笑顔を見せてくれるのです。
表情がイキイキしていれば、少しくらい動いていても、逆に子どもらしさを感じられる素敵な写真になります。
ただ、走り回ってしまうなど、どうしてもじっとしているのが難しい場合には、椅子に座らせたり、ママが抱っこするのも手。
もし撮影時に両親がそろっている場合には、撮影していない方がカメラの後ろで「いないいないばぁ」やジャンプをしたり、音の鳴るおもちゃで気を引くと、子どももニコニコ笑顔&カメラ目線になるのでおすすめです。
編集&印刷は年賀状作成ソフトが便利
写真を撮影したら、プリンターで年賀はがきに印刷していきます。写真をそのまま通信面(宛て名と逆の面)に印刷するだけならプリンターの設定で「はがきサイズ」を選べばOKですが、もし写真を2枚・3枚組み合わせたり、メッセージや住所を印字したい場合には、年賀状作成ソフトの利用が便利です。
年賀状作成ソフトは、無料から有料までさまざまな種類がありますが、日本郵便でも「はがきデザインキット」という年賀状作成ソフトを提供しており、1,000種類以上の年賀素材がすべて無料で使用できます。直感的に操作でき、CSVで住所録を読み込んで宛て名印字ができるなど、機能面も充実しているので、もし年賀状作成ソフトが手元にない方は検討してみてはいかがでしょうか。
日本郵便「はがきデザインキット2016」の詳細はこちらWordやそのほかの画像ソフトなどで自分でデザインを作るという人には、無料年賀状素材・テンプレートのダウンロードサイト「年賀状AC」がおすすめ。会員登録をすれば、3,000点以上の年賀状素材・テンプレートがすべて無料でダウンロードできますよ。
年賀状素材の無料ダウンロードサイト「年賀状AC」手作り年賀状:消しゴムはんこ→「食品トレーはんこ」へ
写真入り年賀状も素敵ですが、じーじ・ばーば(祖父母)やお世話になっている幼稚園・学校の先生、子どものお友達など、子どもとの結びつきが強い人たちには、子ども自身が作った年賀状を送ると、手作りならではの温かみが伝わって喜ばれるものです。
手作りというと、絵を描いたり、消しゴムはんこを作るなどが一般的ですが、1枚1枚絵を描くのも、消しゴムをナイフなどで削るのも、時間と手間がかかります…。
しかし、ネットで調べてみると消しゴムはんこ同様に、「食品トレー」ではんこを作ることができるそう! しかも、刃物不要で、絵をボールペンでなぞるだけで良いとのこと。
早速、「食品トレーはんこ」を作ってみることにしました!
※この記事はこちらを参考にして構成しました「食品トレーはんこ」作りに必要なもの
- 食品トレー(スチレン皿。スーパーで肉や魚を入れて売っている容器)
- 油性マジック
- ハサミ
- ボールペン
- ビニールテープ(持ち手部分だが、なくてもOK)
- スタンプ台(水性マジックでもOK)
「食品トレーはんこ」の作り方
- 食品トレーに油性マジックで好きな絵を描く。
- ハサミで絵を切り取る。
- ボールペンで油性マジックで描いた線をなぞって、溝を作る。
- 絵を描いたのと逆側にビニールテープで持ち手を作れば、はんこが完成!
あとは、できあがったはんこをスタンプ台にのせて、年賀ハガキへ押し付ければOK。もし押したい色のスタンプ台が手元になければ、水性マジックで色を塗っても大丈夫です。
そして、今回長女(6歳)が作ったはんこがこちら!
サルのはんこが少し絵柄が複雑だったので見づらくなってしまいましたが…名前や年号はバッチリです。刃物を一切使わないので、安心して子どもにお任せできましたし、食品トレーは柔らかいので、力のない幼稚園児でもボールペンでなぞるだけで簡単にはんこが作れました。
皆さんもぜひ親子で「食品トレーはんこ」にトライしてみてくださいね^^
手作り年賀状:2歳〜3歳には「ちぎり絵」がおすすめ
「食品トレーはんこ」は絵や文字が基本になるので、ある程度絵がかける4歳〜5歳以上の子どもでないと厳しいですが、2歳〜3歳頃でも作れる手作り年賀状のアイディアが「ちぎり絵」です。
2歳の次女と一緒にトライしてみました!
「ちぎり絵」に必要なもの
- スケッチブック(白紙であれば何でもOK)
- ボールペン
- 折り紙(今回はサルなので茶色と肌色)
- のり
- はさみ
「ちぎり絵」の作り方
- スケッチブックにボールペンでサルの下絵を描く(年賀はがきに入るサイズで)。
- 折り紙を細かくちぎる。
- 「1」で折り紙を貼る部分にのりをぬって、子どもと一緒に「2」の折り紙を貼っていく(これを色ごとに繰り返す)。
「ちぎり絵」ができたら、ハサミで切り抜いて年賀はがきに貼り、顔と耳を描けば完成です。今回は娘のお絵かき(クレヨンでぐしゃぐしゃに色を重ねたもの)を切り取って「2016」と年号を添えて、年賀状っぽさをプラスしてみました。
このほか、市販のシールを貼ったり、ママがはがきに描いた絵に色を塗ったりと、親子で手作り年賀状を作る方法はいっぱい! 様々なアイディアでお子さんとの年賀状作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。