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海のお仕事体験 海のお仕事を大紹介!

海のお仕事体験

みんなの食を支えるプロのお仕事

漁師
漁師のお仕事
スーパーマーケットや市場などにはたくさんの種類の魚や貝、海藻かいそうなどがならんでいます。
わたしたちの食卓しょくたくに欠かせないこれら魚介類ぎょかいるいを、 海や川で収穫しゅうかくすることが「漁師りょうし」の仕事です。

漁の種類は、漁場が陸から近い順に「沿岸えんがん漁業」「沖合おきあい漁業」「遠洋漁業」とばれます。
もっとも遠くで漁を行う「遠洋漁業」では、1年以上にわたり船の上でごすこともあります。

美味しい魚をより多くるためには、魚についてくわしいのはもちろん、 漁の種類にあわせて使う道具や、安全に航海するための天気の専門せんもん知識ちしきを身につける必要があります。
また多くの場合は何人かが集まりチームで漁をするため、周りの人達と力をあわせることも大切な仕事です。

お仕事のやりがい

漁師
漁業は自然相手の仕事なので、魚のとれる量が多いか少ないかは、漁をしてみないとわからない部分もありますが、やはり大漁だったときはやりがいを感じます。 いくら努力しても魚がいなければとれませんが、少しでも多くとれるように、自然の様子を観察し、魚をとるあみのいい状態じょうたいの管理など、 色々いろいろなやり方を失敗をくり返しながら仕事をすることもやりがいのひとつです。

また、たくさん魚をるだけでなく、いかに上手に売っていくかを考えることも仕事のおもしろさです。

たいへんなこと

漁師
お客さんのしい魚介類をとるために、朝2時に出港し、日曜や祝日も漁に出るので、一般的な仕事にくらべ、 ふつうとちがう労働となることが大変です。また基本的きほんてきに野外での作業となるため、冬は寒く、夏は暑いことなど身体をこき使うことも大変なところです。

どんなところで働いているの?

魚や貝などをとる漁師りょうしの仕事は、おもに海で行われます。りくから近い場所でりょうをすることもありますが、遠く離れた海の上で長いあいだ船に乗ることもあります。とった魚を港で選別せんべつしたり、次のりょうのじゅんびをする陸地りくちでの仕事もあります。

どんな仕事道具を使うの?

海でのりょうにかかせない船をはじめ、大きなあみや持ち手のついた小さなあみ、つりざお、つり糸、はり、ロープ、ハサミなど魚の種類にあわせたつり道具を使います。収穫しゅうかくした魚を船の上でさばく時には包丁ほうちょうを使うことも。また海の上では危険きけんがつきまとうため救命きゅうめい道具も使えるようにしなければいけません。

ある日の1日の仕事の流れ

夕・夜
01:30
出社
夕・夜
02:00
出港 網揚げ作業 水揚げ・選別作業
朝・昼
07:00
競り・入札
朝・昼
08:00
朝食 出荷作業、水揚げ集計、伝票作成
朝・昼
12:00
昼食
朝・昼
13:00
退社

どうやってなるの?

沖合・遠洋漁業の乗組員になるのであれば、個人こじんとしての特別な資格しかくは必要ありません。 中学を卒業したばかりの16さいであっても、自分の意志いし次第でいつでも漁師りょうしになることができます。

一方、沿岸部えんがんぶで小型船の漁師りょうしとして個人こじんで仕事をしていくためには、 小型船舶せんぱく操縦士そうじゅうし免許や普通自動車免許、漁業権ぎょぎょうけんが必要です。

海に出れば同じ漁業者との情報じょうほう交換こうかんがとても重要になるので、海上特殊とくしゅ無線技士ぎし免許や機関士なども必要におうじてあった方が良いとされています。

お話を聞きました

網代漁業株式会社

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