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海のお仕事体験 海のお仕事を大紹介!

海のお仕事体験

海外からの輸出・輸入のプロのお仕事

通関士
通関士のお仕事
わたしたちの住んでいる日本は食べ物の多くを輸入ゆにゅうたよっています。この輸入ゆにゅうのための書類を作り、外国との取引をスムーズに行うのが「通関士」の仕事です。

輸入ゆにゅう輸出ゆしゅつをするには、船か飛行機を利用する必要があります。そのため、港や空港には、海外から日本に輸入ゆにゅうしてはいけないものはないかを「税関ぜいかん」という役所でチェックしています。

日本と外国の間で何でも自由に輸入ゆにゅう輸出ゆしゅつして良いわけではなく、法律でルールが決められているのです。このルールが複雑ふくざつなため、専門的せんもん知識ちしきを持っている通関士が必要な書類を作って税関ぜいかん申請しんせいを行っています。

わたしたちが毎日おいしくご飯を食べられているのも通関士として働いてる人のおかげなのです。

どんなところで働いているの?

通関士つうかんしは外国との貿易ぼうえきを行う会社ではたらいています。どんなものを輸出入ゆしゅつにゅうするのか、税関ぜいかん申告しんこくするための書類しょるいをオフィスで作成します。今は日本全国の会社が外国ともののやりとりをしているので、北は北海道から南は沖縄おきなわまで通関士つうかんしの仕事があります。

どんな仕事道具を使うの?

通関士つうかんしの仕事にはコンピュータを使います。以前いぜんはすべて紙で提出ていしゅつしていましたが、NACCS(ナックス)という通関つうかんのコンピューターネットワークを使えば、税関ぜいかん申告しんこくする書類しょるい作成さくせい提出ていしゅつができます。法律ほうりつにあった手続つづきをしなければならないので、いつでも確認できるように関税法かんぜいほうなどの資料しりょうを手元にいています。

どうやってなるの?

通関士つうかんしとして働くには、国の資格しかくである通関士つうかんし資格しかくを取らないといけません。通関士つうかんしのテストには学歴や年齢ねんれいなどの決まりはありませんが、合格率ごうかくりつは10%ととてもむずかしいテストです。資格しかくスクールに通うなど専門的せんもんてきな勉強が必要です。通関士つうかんしを目指せる大学や専門せんもん学校もあります。なお、5年以上通関に関わるお仕事をしていると、一部の科目が除外じょがいになるため、働きながら資格しかくを取る人も多いようです。

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