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海のお仕事体験 海のお仕事を大紹介!

海のお仕事体験

美味しい魚を届けてくれるお仕事

魚屋
魚屋のお仕事
ふだん買い物をしに行くスーパーマーケットには野菜や肉、魚などさまざまなものが売られていますが、それぞれの食材だけをあつか専門店せんもんてんもあります。海藻かいそうなどの魚介類ぎょかいるいをとりそろえ、お客さんに直接販売はんばいするのが「魚屋」の仕事です。

げされた魚が集まる市場へ足を運んで、自分で買い付け、お店まで運んできます。新鮮しんせんでおいしい魚を仕入れる目利きめききや、お客さんがほしがる商品を見つける力があると、お店のファンがどんどん増えていきます。

また経営者けいえいしゃとしての一面もあるので、販売計画を立てたり、従業員じゅうぎょういんの教育をしたり、お金の管理をしたりとたくさんの仕事があります。

お仕事のやりがい

魚屋
毎日自分が選んだ魚に対してのお客様から美味しかったと言ってもらえること、お客様を笑顔に出来る事に一番やりがいを感じています。また、毎日見る魚で季節を感じられることも楽しいです。

日本は海に囲まれている島国で四季もあるため、魚の種類も豊富ほうふで美味しい魚がいっぱい!と言いたいですが、近年の温暖化おんだんかや気候の関係で、しゅんが早まったりおそまったりということがあります。自分は朝魚を見て、美味しい魚や美味しい食べ方を対面で確認かくにんしています。この魚は今の時期が一番おいしい!と決めつけるより、目で見てさわってさばいて確認かくにんしています。

たいへんなこと

魚屋
品揃しなぞろえであったり、陳列ちんれつ清潔感せいけつかん、朝仕入れ→仕込しこみ→販売はんばい帰宅きたく片付かたづけ→仕込みの様な毎日です!1日15時間〜長い時で20時間は仕事です。移動いどう販売はんばいなので売場(現場げんば)では魚を加工する事が出来ないため、全て家で調理加工をやっています。

ただ仕事ですし魚をさわるのは好きなので、大変な事かは分かりませんが、お客様にきさせない様な品揃しなぞろえ、魚屋本来のしゅんを伝えるため大衆魚たいしゅうぎょから高級魚まで色々な産地の海産物と品揃しなぞろえが大変かもしれないです。

移動販売車いどうはんばいしゃ(営業車えいぎょうしゃ)の手入れや掃除そうじと今は自分1人全て行っています。

どんなところで働いているの?

わたしたちがいつも買い物をしている魚を売るお店ではたらいています。スーパーマーケットの一部だったり、商店街にある魚の専門せんもん店だったり、移動販売いどうはんばいの車だったりと形はいろいろです。魚の仕入れのため市場へ足を運んだり、魚をさばいて商品にするために調理場で作業をすることもあります。

どんな仕事道具を使うの?

魚を売る時にはお客さんが家でかんたんに食べられるように、包丁やウロコ取り、ほねぬきなどを使って加工かこうします。魚の重さをはかるはかりや売り上げを管理かんりするレジなども、販売はんばいのための道具も必要ひつようです。また仕入れや配達はいたつで一度にたくさん運ぶために、車の運転もかせません。

ある日の1日の仕事の流れ

夕・夜
03:00
仕入れ
朝・昼
06:00
作業場の仕込み
朝・昼
10:00
作業場の仕込み終了
朝・昼
11:00
販売開始
朝・昼
15:00
販売終了して帰宅(帰宅が16時になる時も)
朝・昼
16:00
片付け、仕込み(仕込む魚があれば最長22時まで ※早ければ16時に終了)

どうやってなるの?

魚屋で働くには、魚屋か魚屋を出店している会社に入社するのがふつうです。特別な資格しかくなどは必要ありませんが、魚や水産物が好きだといいでしょう。

自分で魚屋をやりたい場合は、「魚介ぎょかい類の販売許可はんばいきょか」を保健ほけん所に申請しんせいする必要があります。あつかっている商品が生ものなので、衛生えいせい面には特に気をつける必要があります。仕入れの時に魚を見分けたり、その魚をさばいたりするのには特別な知識ちしき技術ぎじゅつが必要とされます。また、自分の店を持つためには食品衛生責任者えいせいせきにんしゃ資格しかくも取得しておかなくてはなりません。

移動販売車いどうはんばいしゃで魚を売りたい場合は、移動販売車いどうはんばいしゃの登録も必要になります。販売許可はんばいきょか申請しんせいは、どこで売りたいかを考える必要があります。例えば東京23区内の保健ほけん所で許可きょかが出れば23区内は売ってもよいということになります。

お話を聞きました

鮮魚 丸勘

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