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海のお仕事体験 海のお仕事を大紹介!

海のお仕事体験

海の魚をより美味しくしてくれるお仕事

水産加工業
水産加工業のお仕事
った魚や海産物を加工して、海の魚をより美味しくしてくれるお仕事が「水産加工業」のお仕事です。

水産加工品には、ツナかんで有名なまぐろの「缶詰かんずめ」、魚をした「干物ひもの」、シーフードミックスなどの「冷凍れいとう食品」、かまぼこなどの「練り物」などがあります。

水産加工業のお仕事は、主に工場で魚をさばいたり、魚介類ぎょかいるいの仕分けを行います。わたしたちの口に入る食をあつかうため、衛生管理えいせいかんりはとてもきびしいです。細かい作業をコツコツを続ける集中力のいる仕事です。伝統的でんとうてきなつくり方で製法している加工場もあり、日本古来の伝統でんとうを守る仕事ともいえます。

お仕事のやりがい

水産加工業
近年の食品流通や生活スタイルの変化によって、昔から伝わる日本独自どくじの「魚食文化」「サメ食文化」は、今後の存続そんぞくが心配されるようになってきています。このことは消費者だけの問題ではなく、素材そざい提供ていきょうする生産者から流通加工業者・小売り業者外食業にいたるまで、関係しているすべての産業がなくなってしまうかもしれないことを意味します。

値段ねだんばかり注目されがちな食品業界ですが、人気のない食材に目を向け、まだ知られていない魅力みりょくを見つけ出し、今の消費者がほしいと思っているものを提供ていきょうし続けられることを目標にしています。

具体的には、食品安全や水産資源すいさんしげんを守るための認定証にんていしょうの取得、料理教室を開いたり、サメ食文化を研究し広めること、今までてられていた魚の部位をうまく活用する新たな味覚の開発などを行っています。そういった活動にやりがいと楽しみを感じています。

たいへんなこと

水産加工業
人気が低迷ていめいする水産業界の中で、とくにサメ肉は売れなくなってきています。サメが食べられることを知らない人たちが多くなり、先が見えなくなってしまうことに大変さを感じます。

また、水産加工の仕事にれていない人や関心のない人が多く、人出不足になやんでいます。

サメを多くの人に食べてもらえるように、食品を安全に管理する仕組みや新しい商品の開発、海外をふくめ新しいお客様のほり起こしや、てられていた部位に高い価値かちを見つけ出すことに取り組んでいます。

どんなところで働いているの?

魚が水あげされるところの近くに加工かこう場が多く、海や港の近くではたらきます。魚はくさりやすいので、つり上げた後すぐに加工かこうすることがポイントだからです。干物ひものを作るときのように野外で作業をすることもあれば、室内で機械きかいをつかって加工かこうすることもあります。水産加工すいさんかこう業は日本全国で行われています。

どんな仕事道具を使うの?

スーパーでよく見かける干物ひものの場合、出刃包丁でばぼうちょうで魚をさばいて内臓ないぞうを取り出したあと塩水しおみずにつけ、あみにならべで機械きかい乾燥かんそうさせます。たらこ・明太子の場合は水洗みずあらいして塩水しおみずにつけて熟成じゅくせいさせます。今では多くの水産加工すいさんかこう機械化きかいかされているので、商品によって機械きかいの使い方をしっかりおぼえる必要ひつようがあります。

ある日の1日の仕事の流れ

朝・昼
08:00
始業
朝・昼
10:00
休憩
朝・昼
10:30
仕事
朝・昼
12:00
お昼休み
朝・昼
13:00
仕事
朝・昼
15:00
休憩
朝・昼
15:30
仕事
夕・夜
17:00
退社

どうやってなるの?

水産加工業で働くには、水産加工会社に入社するのがふつうです。特別な資格しかくなどは必要ありませんが、魚や水産物が好きだといいでしょう。

また、細かい作業や同じ作業をくり返すことが多いため、もくもくと作業をすることが好きな人は向いています。そのほかにも近年の魚ばなれに目を向け、どうしたら魚を多くの人に食べてもらえるか、より美味しく加工するにはどうすればいいかなど問題解決能力かいけつのうりょくや開発力も大切です。

お話を聞きました

有限会社田向商店

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