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【医者が解説】「湿疹・肌トラブル」の症状別子どもの病気まとめ

子どもの気になる症状には、肌荒れのほかに、湿疹、かぶれ、あせもなど、肌のトラブルに関するものも多いですね。子どもに「肌の異変」がある時、どんな病気が考えられるのでしょうか? 過去にいこーよで掲載した記事の中から「湿疹・肌の異変」に関する病気をピックアップし、それぞれの特徴を北浜こどもクリニックの北浜直先生に解説していただきました。

▼この記事で紹介する病気

  • 乾燥肌
  • 乳児湿疹
  • 手足口病
  • おむつかぶれ、あせも
「発熱」の症状別子どもの病気まとめはこちら

肌がかさつき痒みを帯びる「乾燥肌」

「空気が乾燥する冬は、肌も乾燥しやすい時期です。乾燥肌になると、肌がかさつき、痒みを帯びてきます。子どもの場合、痒いと我慢できずに掻いて肌を傷つけてしまうこともあるので、まず肌を乾燥させないことが大事です。」

「子どもの肌は一見プルプルしていて潤いがあるように見えますが、角質層にある水分量やセラミドなどの保湿物質の量も大人に比べて少なく、乾燥しやすい状態です。」

「肌の乾燥がひどい場合には、お風呂上がりに保湿剤などを全身に塗って、スキンケアしてあげましょう。加湿器などを使って部屋の湿度を保つのも効果的です。」

「乾燥肌」の記事はこちら

赤ちゃんの肌にできる湿疹「乳児湿疹」

「『乳児湿疹』とは、赤ちゃんの肌にできる湿疹の総称です。生後間もない赤ちゃんは、皮脂の分泌が盛んなうえ、毛穴に皮脂が詰まりやすいため、顔や頭に『脂漏性湿疹』がよくみられます。ほかにも、乾燥やよだれや汗が原因となって肌がかぶれることもあります。」

「赤ちゃんの肌は非常にデリケートなので、毎日のケアが大切です。保湿剤でスキンケアするのはもちろん、1日中寝ている時期なので、服やシーツの素材にも気をつけてあげてくださいね。」

「乳児湿疹」の記事はこちら

手のひらや足の裏に水疱性の発疹が出る「手足口病」

「『手足口病』は、初夏から秋にかけて流行する夏風邪の一種で、『エンテロウイルス』によって引き起こされるウイルス性の感染症です。4歳〜5歳以下の幼児に多く、発熱の後に手のひらや足の裏、お尻などに水疱性の発疹ができるのが特徴です。口の中が痛くて食事が摂れない場合には、脱水症状に気をつけて、水分補給をしてあげてください。」

「手足口病にはワクチンや特効薬はありません。発疹がある程度治るまで自宅で安静に過ごしましょう。」

「手足口病」の記事はこちら

冬でも意外と汗はかくもの!「おむつかぶれ」「あせも」

「『おむつかぶれ』や『あせも』は、汗をかきやすい夏に多い疾患ですが、冬も重ね着や暖房などで気づかないうちに汗をかいているので、小さな赤ちゃんはとくに注意してあげてください。」

「お尻や股間の皮膚が炎症して赤くなる『おむつかぶれ』。予防するためには、まめにおむつを替えて清潔を保つことや、お尻を拭くときに擦りすぎないことが大切です。シャワーのぬるま湯でお尻を洗ってあげるのもおすすめです。」

「関節の内側などに赤いブツブツができる『あせも』は、汗をかいたらこまめに着替えたり、シャワーを浴びたりして、肌を清潔に保つことで予防しましょう。」

「あせも、おむつかぶれ」の記事はこちら

子どもの肌は大人に比べてとてもデリケート。肌の異常を放っておくと、子どもが自分で掻きむしってしまったりして、ますます悪化することも。肌荒れや発疹など気になる症状がある場合は、自己判断せずに必ず医療機関を受診しましょう。

お話を聞いたのは…

  • 北浜 直 先生

    北浜こどもクリニック院長。「地域に密着したママの駆け込み寺」を目指し、「どんな些細な相談でもウェルカム」という理念で多くの患者を受け入れている。

  • 「北浜こどもクリニック」ホームページ
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ライター紹介

宇都宮 薫

1980年生まれ。フリーランスの編集者・ライターとして活動中。4歳、1歳の娘と同業者の夫との4人家族。過去にバイク雑誌編集部やライター事務所に所属し、出産を機にフリーランスへ転向。独身時代から大の旅好きで、バイクや原付に乗って日本中を巡る。子持ちとなった今は、家族揃ってのおでかけに情熱を燃やしている。

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