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「きょうだいの年齢差」の理想は? 理由とメリットも調査!

掲載日: 2017年1月26日更新日: 2019年5月29日水谷 映美

金銭面や育てやすさ、仕事復帰との兼ね合いなど、ママのライフスタイルにも大きく影響してくるのが「きょうだいの年の差」。今回は、2人目以降の妊娠を希望している「いこーよ」ユーザーへ、きょうだいは何歳差が理想かをアンケートで尋ねてみました。

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きょうだいの年の差、大きい・小さいどちらがいい?

まずは、現在子供を持つママ、パパたちに「もう1人子供が欲しいですか?」と聞いてみると、ちょうど半数が「はい」と答えました。

(単一回答、N=248)

続いて「もう1人子供が欲しい」と答えた人へ、「きょうだいの年の差は、大きい方がいいですか、小さい方がいいですか?」と尋ねたところ、年の差が「小さい方がいい」と答えた人が全体の44%、対して「大きい方がいい」と答えた人は25%という結果に。

(単一回答、N=128)

具体的にきょうだいは何歳差を希望しているかを尋ねてみると、「2歳」差を希望する人がもっとも多く、続いて「3歳」、「4歳」と続きました。2歳〜4歳差を希望する人の合計は、じつに全体の80%となりました。

(単一回答、N=89)

年の差は「小さい方がいい」、その理由とは?

「年の差は小さい方がいい」と答えた人へ、その理由について聞いたところ、一番多かったのが「年齢が近い方が子供同士遊べるから」という理由。常に近くに遊び相手がいるということにメリットを感じている人が多いようです。続いて、「親の体力があるうちに子育てをしたいから」「育児の負担が少なそうだから」といった、親自身の年齢を考えてという理由が多くみられました

(複数回答、N=56)

また、「上の子の育児グッズや洋服を使いまわせるから」「経済的な出費を早めに終えてしまいたいから」という金銭的な理由からも、きょうだいの年の差は小さい方がいいと考えている人が多いようです。

その他の理由としては、きょうだいで生活リズムを揃えられるという意見が寄せられました。

昼寝を一緒にしてくれるから。3つ離れていると、上の子は昼寝しないので。(ゆーみんさん/4歳・0歳女の子のママ)
勉強を始めたら、兄弟一緒にできるから。(ルブさん/6歳・4歳男の子のパパ)

年の差は「大きい方がいい」、そのメリットは?

一方、「年の差が大きい方がいい」と答えた人へ理由を尋ねてみると、「子育てに余裕ができてから育てたいから」がもっとも多く、ほぼ同数で「上の子が下の子の面倒を見てくれるから」と続きました。次に多かったのが「子供それぞれに十分時間を使いたいから」という理由。

(複数回答、N=32)

きょうだいの年が近いとバタバタと慌ただしく毎日が過ぎていくのに対して、年の差が大きいと、自分自身も子育ての経験値が上がって余裕ができることにメリットを感じる人が多いようです。また、上の子が大きくなってくると子育てのサポーターとして、いろいろと手伝ってくれるというメリットもあるようです。

また、子育てにかかる出費を考え、「お金のかかる時期を分散させたいから」という声も見られました。


2人目以降の妊娠を望まない人も…

このように、きょうだいの年の差が小さい場合・大きい場合、それぞれに違ったメリットがあるもの。「子どもは授かりものなので年の差は意識しない」という考えの人も、全体の3分の1いました。年の差に関わらず、きょうだいがいることに魅力を感じている人が多いようです。

【参照】子だくさんママを直撃!きょうだいがいることのメリットは?

その一方で、今回アンケートに回答してくれたママ、パパの半数は2人目以降の妊娠を望んでいないということがわかりました。

その理由を聞いてみると「経済的な見通しが立たないから」という家計の問題、「自分や配偶者が高齢だから」という年齢の問題、そして「仕事への影響が大きいから」という仕事復帰などの問題が、2人目以降を躊躇する「2人目の壁」となっているようです。

子供は宝。家族にさらなる幸せと笑顔を運んでくれます。もしも、もう1人子供を望んでいるけれど、ためらっているママやパパがいたら、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

【参照】案ずるより産むが易し。「2人目の壁」を乗り越えよう!

ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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