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利便性も抜群! プロ直伝の収納術【キッチン&クローゼット編】

家事や育児、仕事に追われて「家の中を片付ける時間がない」とイライラするママやパパも少なくないはず。そこで、ライフオーガナイザーの北村めぐみさんに、片付けの悩みが多いキッチンとクローゼットの整理収納を時短する方法を教えてもらいました。

キッチンは効率を考えて調理器具を収納&配置しよう

調理器具の収納や配置を整理することは、片づけの時間を大幅に短縮する基本中の基本。ストレスなく物を出し入れできる範囲を「ゴールデンゾーン」と言います。腰の高さから目の高さの範囲で(下のイラストのBゾーン)よく使うものを置いてください

目の高さより上のAには、食品用ラップのストックなど使用頻度が低くて軽いものを置くとよいでしょう。

重いものは上にあると落ちたときにケガをする危険性があるため、使用頻度が低くて重いものは、腰より下のC〜Eに置いてください。キッチンは幅もあるので、左右でゾーンを分けると、より効率よく収納できるそうです。

「ガスコンロの下のCは、出してすぐコンロに置けるフライパンや蓋をしまうとよいです。シンク下のDは、出してすぐ水を入れられる深鍋やザル・ボウルを収納すると家事効率がグンとアップします! Eのゾーンは、土鍋やホットプレート、缶、瓶類のストックなど重くて、使用頻度が低いものを入れるとよいでしょう」

また、「子どもに家事を手伝ってもらう」ことも時短を実現し、負担を軽減するコツだそうです。具体的な時短アイディアを伺いました。


よく使うものは子どもが取れる高さに置いておく

「ママたちは食事中に子どもたちに『コップとって!』『お皿が欲しい!』と言われることも多いのではないでしょうか。そのたびに席を立っていたら、ママはゆっくりごはんが食べられません。そこで私が考えたのが、『子どもが自分たちでできるようにしてあげる』ことです」

食器をすべて食器棚の上段にしまってしまうと、子どもは手が届きません。そこで、北村さんは毎日使う食器は子どもたちの手の届く、中段へ出して置くことにしたそう。

写真:白石規子

お茶碗やお椀、お箸・スプーン・フォーク、コップなどをトレーに載せて、食器棚の空いたスペースや食卓に置いておけばOK。

写真:白石規子

「ちょっと配置を変えるだけで、ママが動く手間も省けて、子どもたちの自主性とお手伝いを積極的に応援できますよ」


クローゼットは3シーズンに分ける

次は、なかなか片づかないクローゼットの収納。ポイントは「春・秋」、「夏」、「冬」の3シーズンに分けて収納することなのだそう。

「写真は、我が家の子どもたち3人で使っているクローゼットです。撮影時は夏なので上の棚のAにはシーズンオフの冬物。取り出しやすい『ゴールデンゾーン』のBには、夏物のトップスを入れています。Cの引き出しには、ボトムス・下着・靴下。Dには、シーズンに関わらず春と秋の服を入れています。春と秋は、同じような服を着ることが多いのでまとめても大丈夫です」

アイテムごとにしまう場合は、100円ショップなどで売っているシャツ・ボトム・ソックスなどの絵が描かれたラベルを引き出しに貼ると、子どもがわかりやすいです。

きょうだいがいる家庭は子どもごとに引き出しをわけてもOK

また、子どもが複数いる場合は、子どもごとに引き出しを分けて、アイテムをまとめて入れる方法も便利です。そうすることで、ひとつの引き出しで、ボトムス・下着・靴下などをまとめて揃えられます。

「子どもにも、『ここは○○の洋服が入っているところだよ』と教えてあげると、一人で身支度ができるようになります。ただし、引き出しがギュウギュウになるまで収納するのはNG。ひとつ取り出すときに、ほかのものも飛び出してしまっては、着ないものを入れ直すのが面倒ですよね。8割収納を心がけることがポイントです」

引き出しごとに、子どもの名前を書いたラベルを貼ると、子どももよりわかりやすくなります。


片づけ苦手なパパは行動パターンに合わせて収納を!

「子ども以上に、パパが脱いだら脱ぎっぱなしで片付けてくれない」というのもママたちからよく聞くお悩み。でも、パパの行動に合わせた収納にすると、片付けできるようになるのだとか。

「我が家のパパもすごく片づけが下手で、脱いだものが彼の通った道に置かれている状態だったんです。そこで、パパの行動やクセに合わせて収納を配置してみることにしました」

写真:川俣満博

北村さんはまず、ウォークインクローゼットの入口にフックをつけて、帰宅したらすぐそこにスーツをかけてもらい、汗とホコリをとばせるようにしたそう。近くにはカゴを置き、ポケットの中に入れていた財布や時計を置けるようにしたそう。こうすれば小物がバラバラと散らからないですみますね。

「さらに、着替える場所には、ネクタイ用のハンガーと洗濯カゴを置いておきます。そして、ネクタイはハンガーへ、脱いだYシャツや靴下はカゴへ入れてもらうんです」

「この片付けの導線を作るだけで、パパの衣服がリビングなどに散らかることがなくなって、自然とパパにも協力してもらえますよ」

いままで片づけに手間取っていた人は、今一度自分の家のキッチンやクローゼットを見直してみてはいかがでしょうか。少し収納の配置を変えるだけで、毎日の負担が軽くなり、心身に余裕ができるかもしれません。

お話を聞いたのは…

  • 北村めぐみさん

    ライフオーガナイザー。Mama-LifeStyling主宰。「仕事や子育てに追われるママが自分の時間を愉しみ、理想の暮らし方をしてもらう」をモットーに、ひとりでも多くのママが自分らしくイキイキと暮らしを愉しんでもらいたいと願い、活動中。暮らし方や自宅収納のプロとして、雑誌・WEBサイトに多数掲載。個人に合わせたお片付けレッスン、自宅収納を教材にしたセミナーも大好評。プライベートでは夫、3人の子どもたち、夫の両親と暮らす。

  • 北村さん公式ブログ

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ライター紹介

宮平なつき

フリーライター。美容、健康、ダイエット、恋愛、結婚、子育て、教育、インテリアなど、“女性のライフスタイル”にまつわる記事や著名人のインタビュー記事を主に執筆。趣味は、スポーツ観戦と旅行。最近の最も気になることは、甥と姪の成長。

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