入園・入学グッズの定番「レッスンバッグ」。仕様やサイズの指定がある場合が多く、手作りする人も多いのでは? 今回は、手芸専門店「ユザワヤ」広報部の飯高真理子さんに「レッスンバッグ」の簡単な作り方を教えていただきました。
※イラストと画像はすべてユザワヤ商事株式会社提供
「上履き入れ」の作り方はこちら失敗しない「ミシン選び」のコツシンプルで簡単! レッスンバッグの作り方

<出来上がりサイズ>約 たて30cm よこ40cm
レッスンバッグを作る際の手順は、次の5ステップです。
1. 布の端を始末する
2. ポケットを作って本体に縫いつける
3. 持ち手をつける
4. 脇を縫い合わせる
5. ステッチをかける
まずは、作り始める前に入園グッズ作りのポイントを確認しておきましょう。
【入園グッズの作り方】仕上がり5割増しの一工夫とは?詳しい作り方やサイズ、ポイントを紹介していきます。
<材料>
表布…たて66cm×よこ42cm
(布に向きがある場合はたて34cm×よこ42cmが2枚)
ポケット…たて17.5cm×よこ22cm
持ち手(カバンテープ)
25mm巾テープ…36cm 2本
<ポイント>
・布を折る部分はアイロンをかけるときれいに仕上がります
・ミシンで縫う場合はじめと終わりは返し縫いをします
・一度大きな紙に製図を書いて、型紙を作り布に写すと安心です



はじめに、布の端にザクザクミシンまたはロックミシンをかける
<作り方>
1. 本体のまわり、ポケット布の口、脇にジグザクミシンをかける
2. ポケット入れ口を折りミシンをかける(2cmのところ)

3. 出来上がりにアイロンで折り本体に0.3cmのステッチで縫いつける(柄に方向がある場合のみこの後に底を縫い合わせる)
4. 表布に持ち手をつける

5. 布が中表になるように2つ折りにし両脇を縫う。縫いしろはアイロンで割る

6. 出来上がりにアイロンで折り、口より2.5cmの所にステッチをかける
7. 口より0.5cmの所にステッチをかける

8. 持ち手をしっかりさせるために□×印に縫う

完成するレッスンバッグのイメージがこちら。

キルティングなら裏地なしでもふわふわの仕上がりです。いろいろ入れても安心ですね。
いかがでしたか? 基本のバッグの作り方を覚えておけば、応用していろいろなものが作れるようになるので、ぜひ記事を参考に挑戦してみてくださいね。