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親子で楽しむ!どんぐり遊び&おもちゃ作り

2015年10月2日佐藤葉月

公園に出かけると、木のそばにどんぐりが落ちているのを見かける季節になりました。思わず拾って持ち帰ることも多いですよね。そこで今回は拾ったどんぐりで工作をしたり、ゲームをしたりと親子で楽しめる遊びをどんぐり遊びの達人・岩藤しおいさんに教えてもらいました。

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どんぐり工作のその前に!下準備をしよう

どんぐりの種類ってこんなにたくさん!

そもそもどんぐりとは、ブナ科の木になる、固い殻に覆われた実のことで、コナラ、シラカシ、マテバシイ、ミズナラなど、日本には20種類くらいのどんぐりの木があるそうです。どんぐりと言っても1種類ではないのですね。

さて、どんぐりは拾ってきたらビニール袋などに入れっぱなしにせず、乾燥させることが大切です。乾燥させないとカビが生えてしまいます。

何度か遊ぶだけなら、さっと水で洗って泥を落とし、新聞紙などの上に置いて天日干しすればOKです。しかし、工作をしたり、長い期間遊ぶなら、洗った後に5〜10分程度蒸し器で蒸す、もしくは熱湯でゆでてから、しっかり乾燥させましょう。コナラやクヌギなどは特に、中に虫がいることが多いため、蒸したりゆでたりすることで殺虫できるそう。

乾燥させたどんぐりは、新聞紙を敷いたお菓子の空き箱や缶に入れ、保存しましょう。

しっかり乾燥させれば、何年でも持つそうです。


0歳〜2歳の子どもにおすすめ:どんぐりマラカス

まだこの年齢は自分で何かを作るのは難しいので、簡単なおもちゃを親が作って、一緒に楽しむのが良いそうです。

どんぐりマラカス

「音に反応しやすい年齢にぴったりなのが、どんぐりマラカス。ペットボトルにどんぐりを少量入れて、振るだけでカラカラといい音が鳴ります。ペットボトルは油性マジックやポスターカラーマーカー、ビニールテープなどでペイントしたり、装飾をすることで一気にかわいいおもちゃに変身します。子どもがペットボトルを開けてどんぐりを口にすることがないよう、蓋はテープでしっかり固定すること。」

ペットボトル以外には、チーズが入っているような丸い小さな箱に入れても、良い音がするそう。

「チーズの丸い箱にどんぐりを入れ、蓋をしてテープで止めると、丸型のマラカスが完成。こちらも表面に絵を描いたり、どんぐりの形に切った色画用紙を貼るなどしてかわいく飾ると子どもが喜びます。」

どんぐりの種類によって音が違うので、いろんな種類のどんぐりで試してみるのも楽しいですね。


3歳〜4歳の子どもにおすすめ:どんぐり釣りゲームや工作

自分で何かを作ることができ、ルールを覚えられる年齢になったら、どんぐりを使った簡単なゲームや工作がおすすめだそうです。

どんぐり釣りゲーム

・木の枝など棒状のものに糸を結び、糸の先にくっ付きやすい布のガムテープを、接着面を外側にして付けます。

・どんぐりは床やテーブルに並べておき、釣りの要領で、ガムテープにどんぐりが何個くっ付くかチャレンジしましょう。

どんぐりで顔を作ろう(4歳〜)

・直径10センチほどのチーズなどの丸い空き箱を用意し、それを顔に見立て、どんぐりのほかに画用紙やテープ、ペンなどを使って下の写真のように目、鼻、口などを作っていきます。

・できるところを子どもに任せます。できなければ、親がある程度まで作って動物の顔や模様を子どもにペンで描かせたり、目の部分にどんぐりを入れるだけ子どもにさせたりというのでもOKです。


5歳〜6歳の子どもにおすすめ:どんぐり人形作り

ある程度自分のことは自分ででき、ごっこ遊びなどに夢中になる年齢になったら、どんぐりを使った人形作りにチャレンジ

油性ペン、修正液(白いペイントをしたい時)、ポスターカラーマーカーなどで、どんぐりに顔や服を描いて人を作ったり、ヒゲや耳を描いて動物を作ったり。いくつか並べて飾るとかわいらしいですね。1色のペンで描いて乾いてから、次の色のペンを使うと、きれいに仕上がります。

また、2〜3個を木工用ボンドでくっ付け、小さく切ったフェルトを洋服にしたり、モールを付けて手足を表現したりと、アイデア次第でいろんなものを作ることができます。この時、ポイントはどんぐりとどんぐりの接着部分を、あらかじめやすりで平らに削ること。そうすることで、くっ付きやすくなるそうです。

また、「2歳までの子どもにおすすめのおもちゃ」で紹介したマラカスを自分で作ることも、5〜6歳ならできそうです。


拾ったその場で遊べるどんぐりゲーム

家に持ち帰って工作をするのも楽しいですが、どんぐりを拾ってすぐに公園でできるゲームを少しご紹介します。

当てっこゲーム

これは、親が両手のひらのどちらかにどんぐりを隠して手を握り、「どーっちだ?」とどんぐりが入っている方の手を当てるゲーム。

右手と左手に異なる数のどんぐりを隠して、どちらの手に多くどんぐりがあるかを当てたり、何個入っているかを当てたりと、応用も可能。

どんぐりボーリング

何個かどんぐりを拾って来たら、ベンチなどにいくつか立てて並べ、手前から別のどんぐりを指ではじいて転がし、並べたどんぐりを倒すゲームです。

どんぐりをはじく距離を変えてハンデをつければ、きょうだいで競って遊べます。

拾ったどんぐりはただ保管するだけじゃもったいない! アイディア次第で楽しい遊びをしたり、素敵なおもちゃが作れるので、ここで紹介した遊びを参考に、この秋は、親子で公園に出かけていろんなどんぐり遊びを楽しみましょう!

※参考書籍

お話を聞いたのは…

  • 岩藤しおいさん

    立体イラストレーター。子ども向けの自然物を使った工作の本を多数執筆しているほか、立体イラストで子ども向け雑誌やカレンダーなどの挿絵を手掛ける。また、親子向けの工作教室や、保育士・教師向けの工作講習会などでも指導。
    著書に「秋のほっこり工作 どんぐり 木の実 おち葉」「どんぐりハンドブック」「森の工作図鑑vol.1 どんぐり まつぼっくり」「わくわくクリスマス アイデアいっぱい ハッピークラフト」(すべて いかだ社)などがある。

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ライター紹介

佐藤葉月

宮城県生まれ。タウン誌の記者、ブライダル雑誌の編集者を経てフリーランスに。東京オリンピックを含め、子どもたちに夢を与えるスポーツ関連の記事を書くことが目標。月に1回はライブを見に行く音楽好き。海外一人旅にはまり、アジア圏制覇を目論んでいる。

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