


0歳・1歳・2歳の赤ちゃんや小さな子供のママパパは「お年玉」をいくらぐらいあげているのでしょうか? 年末年始が近づくとパパママの頭をよぎる「お年玉」のこと。
「いくらが相場?」「もらったお年玉どう管理するの?」「お年玉でのマネー教育どう考えてる?」と疑問がいっぱい。
今回は、いこーよファミリーラボが0歳〜2歳の子供のママパパに役立つ、”お年玉調査データ”を大公開! みんながどうしているのか、チェックして、わが家のお年玉作戦の参考にしてみてくださいね。
0歳・1歳・2歳のお年玉事情!気になる金額と管理方法は?
0歳、1歳、2歳のお子さんを持つ保護者が、今年お子さんにあげるお年玉の金額はどうなっているのでしょうか?
0歳・1歳・2歳のお年玉金額ランキング/ママパパはいくらあげる?
- 1位:お年玉はあげない/68.57%
- 2位:1,000円台/17.14%
- 3位:〜999円/4.29%
- 3位:10,000円台/4.29%
- 5位:3,000円台/2.86%
- 6位:2,000円台/1.43%
- 6位:5,000円台/1.43%
0歳〜2歳児に対しては、「お年玉はあげない」が約7割(68.57%)と圧倒的な1位に!
1,000円台(2位:17.14%)や〜999円(3位:4.29%)と、少額を渡す派も約2割いる結果になりました。
ポチ袋に小銭や少額のお札を入れて、新年の雰囲気を楽しむのも素敵な時間ですね。
0歳・1歳・2歳の「お年玉」の管理はやっぱり親の役割! 約9割が「親がすべて管理」
子供が赤ちゃんや幼児のときには、お年玉をどう管理しているのでしょうか。

【0歳・1歳・2歳】お年玉の管理はどうする予定ですか?
- 親がすべて管理:88.6%
- 子供がいくらかもち親が管理:8.6%
- 子供がすべて管理:2.9%
「親がすべて管理」が約9割(88.6%)と圧倒的多数でした。
安全にしっかり貯蓄するためにも、親が管理をするのが多数派のようです。将来、子どものために使うお金として、貯金や運用に回すという家庭も多いと想定できます。
お年玉からのマネー教育への意識は? 0歳〜2歳のママパパが考えるお金の話
「まだ小さいからお金の話なんて…」と思いがちですが、お年玉をきっかけに、すでにマネー教育を意識し始めているママパパも多くいます。
0歳〜2歳のお子さんを持つ保護者は、お年玉をきっかけに、具体的にどんなマネー教育をしてみたいと考えているのでしょうか?(複数回答)
【0歳・1歳・2歳】お年玉をきっかけに、お子さんにマネー教育を家庭でしたいと考えていますか?
- はい:52.86%
- いいえ:47.14%
どんなマネー教育をしたいですか?
- お金の使い方(ほしいものを自分のお金で買うなど)の話をする/55.7%
- お金のため方(預貯金など)の話をする/30.0%
- お金の増やし方(投資など)の話をする/24.3%
- キャッシュレス決済の仕組みの話をする/7.1%
- 具体的な金融商品を一緒に見る(株や投資信託など)/7.1%
- 経済の仕組み(お金の流れなど)の話をする/7.1%
- ローンの仕組みの話をする/5.7%
- 税金の仕組みの話をする/5.7%
- 保険の仕組みの話をする/4.3%
- 社会保障制度の仕組みの話をする/4.3%
- 為替の仕組みの話をする/2.9%
3つの年齢層(0歳、1歳、2歳)を合計すると、お年玉をきっかけに「マネー教育をしたい(はい)」と「したくない(いいえ)」がほぼ半々に分かれています。
マネー教育をしたいと回答した人を対象にどんなマネー教育をやりたいかを集計すると、最も回答数が多かったのは、「お金の使い方(ほしいものを自分のお金で買うなど)の話をする」55.7%でした。
「お金のため方(預貯金など)の話をする」30.0%、「お金の増やし方(投資など)の話をする」(24.3%)と続きます。
まだ自分で買い物をする年齢ではなくても、成長してすぐに必要になる「使い方」や「貯め方」といった、生活に身近なテーマからお金の教育を始めたいという意欲がうかがえます。
0歳・1歳・2歳の子供のマネー教育への意識? 口コミから
「投資などは大きくなって子どもが興味を持てばやればいいことだと思っているので、子どものうちはお金の使い方や貸し借りがダメな理由などを教えたい」0歳の男の子のママパパの口コミ
「どうやったらお金が増えるのか考えて欲しい」1歳の女の子のママパパの口コミ
「学ばない者は損をする、搾取されるから。学んで損をしない人間になってほしい」2歳の女の子のママパパの口コミ
「投資などお金と社会の仕組みについて知るきっかけ作りをしてお金を持って何をするかを考えて欲しいから」1歳の女の子のママパパの口コミ
「使うもよし、貯めるもよし、増やすもよし。お金は、自分の使い方考え方次第であることを早めに知って、将来お金で困らないようにしてあげたい」1歳の女の子のママパパの口コミ
「3歳頃になったら少しずつ教えて行きたいとは思っているので、まだ考えていないです」2歳の男の子のママパパの口コミ
「まだ具体的には考えていません」1歳の女の子のママパパの口コミ
0歳・1歳・2歳の保護者に聞く! お年玉の電子マネー化は?「現金」が圧倒的多数!
最近はキャッシュレス決済が普及していますが、お年玉はどうでしょうか?
【0歳・1歳・2歳】のママパパのお年玉の「電子マネー」割合
- いいえ(現金で渡す):98.6%
- はい(電子マネーで渡す予定): 1.4%
約98.6%が「いいえ」と回答し、0歳〜2歳のお年玉は「現金」が圧倒的な主流であることが分かりました。伝統的な文化を重んじる意味でも、小さなお子さんにとっては、「現金」でのお年玉が一般的のようです。
まとめ:0歳・1歳・2歳の赤ちゃんや幼児のお年玉は「未来への種まき」
今回の0歳〜2歳児のデータから見えてきたのは、「小さいうちは親がしっかり守り育てる」という方針です。
- お年玉の管理は親が中心:約9割の家庭で安全な貯蓄を優先!
- 教育への意識はバッチリ:「使い方」「貯め方」など、身近なテーマから将来を見据える!
- 渡すなら少額・現金:新年の体験や文化を大切に。
この時期のお年玉は、すぐに使うお金というよりも、未来のわが子のための「種まき」のようなもの。親が愛情をもって管理しつつ、成長に合わせて少しずつ「お金の役割」を伝えていく様子がうかがえます。








