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シイタケの菌打ち&収穫体験&ピザ作りに親子で挑戦!

掲載日: 2019年4月26日更新日: 2019年4月26日石川大晃

普段できない四季折々の体験を親子向けに提供している「いこーよ四季冒険部」。「子供の可能性を広げる」をスローガンに集まった、いろいろな地域に住む人たちの知恵や力を借りながら、四季折々の濃密な体験を提供しています。

今回は、埼玉県狭山市にある畑で「収穫&ピザ体験も! シイタケ菌打ちに挑戦! in 狭山」を4月14日に開催! シイタケの菌打ち&収穫、シイタケの特製ピザ作りなどを行いました。親子でさまざまな挑戦をした当日の様子をレポートしていきます。

ピザ生地の仕込み

ピザ生地は自分たちでイチから作ります。担当スタッフの吉沼さんが、美味しいピザの作り方をレクチャーしてくれました。

まずは自分たちで生地を仕込みます。特製のピザ生地の素を水と一緒に混ぜて、徐々に1つに固めていきます♪

材料が固まったら、タッパーの蓋を閉めて、そのままおいておくだけ。 あっと言う間に生地ができました。シイタケの菌打ち体験をしながら発酵を待ちます。どうなっているか楽しみです♪

シイタケの菌打ちに挑戦

シイタケ体験は、農園の園主牛尾さんが担当してくれました。まずは原木に電動ドリルで穴を空けて、シイタケの菌(種こま)をはめて、木づちで打ち込む様子を観察しました。

「電動ドリルは、パパ担当! シイタケの菌(こま)は子供とママ担当!」と言う牛尾さんの声がけで、シイタケ体験開始です!

1.電動ドリルで原木に穴を開ける

最初は戸惑っていたパパグループも、慣れてくると職人のようにどんどん穴の空いた原木を量産して、山盛りになっていました。さすが、頼れるパパです!

パパに教わりながら、子供たちが穴を開ける場面も。「ここだよー」と優しく教えるパパに応えて、真剣な様子で穴を空けていました。親子のコンビネーションプレーが光りましたね!

2.穴にシイタケの菌(種こま)を打ち込む

最後に空いた穴に、穴にちょうど入る筒状の形をしたシイタケの種こまを打ち込んでいきます。木づちや金づちでリズミカルにトントンと打ち込む作業は、一見シンプルですが、意外と大人も子供もハマります! 午前と午後合わせて、約50本の原木に打ち込みました。すごい数ですね!

みんな黙々と作業に打ち込んでいたおかげで、あっという間にシイタケの菌打ち体験終了です。次は、収穫や畑でしかできない貴重な体験に挑戦します。


シイタケの収穫&薪割りチャレンジ&カブトムシの幼虫探し!

次にシイタケの収穫体験です。2年前に菌打ちをした原木から生えているシイタケを収穫しました。収穫までに2年もかかることに驚きですね。通常サイズはもちろん、巨大シイタケも収穫する子がいたり、親子でシイタケの収穫を楽しみました。

シイタケの収穫以外にもいろいろな体験をしました。園主が、「パパに挑戦してもらおうかな」とニコニコしながら取り出したおのを見て一同驚きです!

おのを使ってパパにまき割りにチャレンジしてもらいました。まずは、園主が簡単そうに「パカーン!」とまきを割ってお手本を見せてくれました。一瞬の出来事に、割られた断面を見ながらパパたちはびっくりした様子でした(笑)。

いよいよパパたちの挑戦です。始めはぎこちなかったものの、少し練習すれば割れるように。その様子を見ていた参加者からは、上手く割れると、「おー!」と歓声が上がっていました。パパの見せ場ですね!

ほかにも、予想外のうれしい体験が待っていました! 園主が子供たちを連れて向かったのは、畑のたい肥場。たい肥の中をゴソゴソ掘り返すと、「いたー!」という声とともに手にしていたのは、カブトムシの幼虫です! これには子供も大人も大興奮です。また、里山や畑の話を教えてもらったり、貴重な時間にもなりました。

お待ちかねのピザづくり

そして、ついにお待ちかねのピザづくりです。生地は、仕込んだ時の倍ほどの大きさになっていました! スタッフが「香りはどう?」「生地をタッパーの下から見るとどうかな?」と、質問を交えて生地の変化をいろいろと教えてくれました。「発酵」がもたらす影響を五感で感じた瞬間でした。

発酵を終えた生地をタッパーから出して広げて盛り付けをしていきます。シイタケやベーコンなど、いろいろなトッピングをお好みでのせたらピザの完成! あとはピザ窯へ投入するだけです。

ピザ窯で焼いた焼きたてピザをいただきます!

盛り付けたピザは、まきの火で温まっているドラム缶のピザ窯の中に入れて完成を待ちます。

ついに、おいしそうなピザが出来上がりました! 参加者から一切れもらって食べたところ、とてもおいしかったです!

参加したファミリーは、「ピザ、美味しい!」と大絶賛していました! 秘伝のレシピ & 自分で作ったピザは、より一層おいしさが増したのかもしれませんね。

普段なかなか体験できないことに挑戦した濃厚な3時間でした! これからも、親子にとって濃密な時間を過ごせる四季折々の体験を提供していきます。今後も四季冒険部、ご期待下さい!

現地スタッフの方のコメント

シイタケ・畑体験担当:農園園主 牛尾さん

参加をありがとうございます。皆さんに打ち込んでいただいたホダ木(原木)は、平地林の木陰に並べて育てています。毎年新しくホダ木(原木)を作ることで4年くらいの古いホダ木(原木)を入れ替えて循環を図っています。落ち葉のたい肥作りやまき作りと共に途絶えることのない利用される林を目指しておじいさんもがんばります。また、お会いしましょう!

ピザ体験担当:吉沼さん

材料をグルグル混ぜるだけで作れるピザ生地はいかがでしたか? ぜひ「おうちパン」をチェックしてみてください。これからも気軽に簡単にできるおやつをみなさんと一緒に作っていきたいと思います。「おいしい!」は人を笑顔にしてくれる魔法の言葉。みなさんのたくさんのおいしい笑顔に出会えますように。また、お会いできることを楽しみにしております。

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ライター紹介

石川大晃

新規事業開発室の一員としていこーよ四季冒険部を担当。また、男性保育士として保育現場にも関わりつつ、大学との発達(成長)に関する共同研究もしています。子どもの育ちを色々な角度から紐解き、子どもたちが「自分らしく育つ場」をつくっていきます!

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