せっかくの夏休み、なにかマリンスポーツに挑戦してみたいですよね。親子で楽しめるマリンスポーツとして、海の生き物を間近に見ることができる「シュノーケリング」はいかがでしょう。シュノーケリングの楽しみ方についてダイビングスクールの方のお話を聞いてきました。
「年齢に関係なく、小さいお子さんからシニアまで、年齢を超えて楽しめるのが魅力。ライセンスも必要なく手軽に始めることができます。特に、日頃直接見る機会が少ないお魚を間近で見ることができることが、お子さんにとっては楽しいようです。」
八幡野ダイビングセンターがシュノーケリング体験を行っている伊豆の海では、カマス、ソラスズメダイ、ボラといった魚や、イソギンチャクなどの磯の生き物を見ることができるそうです。
シュノーケリングは何歳ぐらいからできるのでしょうか?
「特に年齢制限はありません。当センターでは、ウェットスーツなどの道具が最小で身長120cmのサイズなので、年齢ではなく身長で制限をしています。」
身長120cmといえば大体6歳後半から。小学1年生がひとつの目安になりますね。また、より低い身長に対応した道具も販売されているので、事前にスクールに確認をするようにしましょう。
「泳ぎが得意か苦手かはあまり関係ないですね。ウェットスーツを着て、その上にフローティングベストというライフジャケットのようなウェアを重ね着します。これで沈まなくなりますので、海に浮かびながらお魚観察ができるようになります。」
水着では磯で怪我をする可能性があるので、必ずウェットスーツを着用してほしいとのこと。他にもシュノーケル、マスク、フィンといった道具が必要です。これらをきちんと使えるようになるには、インスタクターに教えてもらうのが一番なんだそうです。
「初めての場合は、インスタクターから道具の使い方やシュノーケリングのやり方を教えてもらうのが安心で安全です。自己流では、海水を飲み込んでしまったり、無理して泳ぎ続けて体が冷えて動けなくなるなど、怖い思いをしてしまって終わり、ということもあります。いずれご自身で楽しむとしても、最初に専門家に習ったほうがより楽しめますね。お子さんでも、インスタクターに習うとすぐに道具の使い方をマスターしてしまいます。お子さんのほうが上手なくらいですよ。」
ダイビングスクールでは道具のレンタルもできるので、その点でもまずはスクールに入って習ったほうがいいでしょう。
いずれ自分たちでシュノーケリングを楽しむようになったとき、道具を買い揃えることになります。シュノーケルとマスク、足につけるフィン、体に着るウェットスーツとフローティングベストが必要です。これらの道具を買うときのポイントはあるのでしょうか?
「安いものから高いものまでありますが、一番大事なのは道具のサイズが合っているかということです。洋服なら体にあてればサイズがわかりますが、マスクや足ひれといったものはなかなか合っているかわかりづらいことがあります。」
子供に「合ってる?」と聞いてもなかなかわからないもの。また、いずれ体が大きくなるからとサイズが大きめのものを揃えてしまいがちです。安全に関わるものなので、専門店でスタッフに相談しながら、体にフィットしたものを揃えるようにしましょう。
「もし、慣れてきて、スクールではなく個人で楽しむ場合、必ず2~3人で行動するようにしてください。お互いの手を借りることができますし、溺れるなどの異常が起きたら助けることができます。これは、シュノーケリングに限らず、海で遊ぶ上での基本です。」
「また、生き物にむやみに触らない、遊泳禁止のエリアに立ち入らないなど、ルールを守るのも大切です。一般的な海水浴場ではフィンで砂を巻き上げてしまうので、磯などのシュノーケリングポイントをインスタクターなどから教えてもらうようにしてください。」
そしてなにより、海という自然が相手であることを忘れてはいけません。
「シュノーケリングは決して危険なスポーツではありません。ですが、海という自然の中で遊ぶことですから、波もあれば流れもあります。そのなかで、遊泳できる範囲や、トラブルがあった時にどうやって知らせるか、海のコンディションは大丈夫なのかなど、きちんと専門家から教えてもらいましょう。楽しむためのベースになりますからね。」
海で楽しく遊ぶには、安全のための知識が不可欠です。そのためにも、最初はインスタクターに教わったほうがより楽しめるわけですね。
気軽に体験できるシュノーケリング。この夏、お子さんと一緒に海の中をのぞいてみてはいかがでしょうか?
海の中の世界をのぞけるシュノーケリング!
まずは、シュノーケリングの魅力について、八幡野ダイビングセンター代表・河合正典さんに伺いました。「年齢に関係なく、小さいお子さんからシニアまで、年齢を超えて楽しめるのが魅力。ライセンスも必要なく手軽に始めることができます。特に、日頃直接見る機会が少ないお魚を間近で見ることができることが、お子さんにとっては楽しいようです。」
八幡野ダイビングセンターがシュノーケリング体験を行っている伊豆の海では、カマス、ソラスズメダイ、ボラといった魚や、イソギンチャクなどの磯の生き物を見ることができるそうです。
シュノーケリングは何歳ぐらいからできるのでしょうか?
「特に年齢制限はありません。当センターでは、ウェットスーツなどの道具が最小で身長120cmのサイズなので、年齢ではなく身長で制限をしています。」
身長120cmといえば大体6歳後半から。小学1年生がひとつの目安になりますね。また、より低い身長に対応した道具も販売されているので、事前にスクールに確認をするようにしましょう。
泳ぎが苦手でもOK!道具の使い方はスクールで習おう
保育園~小学校低学年だと、プールの授業も始まったばかり。泳ぎのレベルにも差があります。泳げない子でもシュノーケリングはできるのでしょうか?「泳ぎが得意か苦手かはあまり関係ないですね。ウェットスーツを着て、その上にフローティングベストというライフジャケットのようなウェアを重ね着します。これで沈まなくなりますので、海に浮かびながらお魚観察ができるようになります。」
水着では磯で怪我をする可能性があるので、必ずウェットスーツを着用してほしいとのこと。他にもシュノーケル、マスク、フィンといった道具が必要です。これらをきちんと使えるようになるには、インスタクターに教えてもらうのが一番なんだそうです。
「初めての場合は、インスタクターから道具の使い方やシュノーケリングのやり方を教えてもらうのが安心で安全です。自己流では、海水を飲み込んでしまったり、無理して泳ぎ続けて体が冷えて動けなくなるなど、怖い思いをしてしまって終わり、ということもあります。いずれご自身で楽しむとしても、最初に専門家に習ったほうがより楽しめますね。お子さんでも、インスタクターに習うとすぐに道具の使い方をマスターしてしまいます。お子さんのほうが上手なくらいですよ。」
ダイビングスクールでは道具のレンタルもできるので、その点でもまずはスクールに入って習ったほうがいいでしょう。
いずれ自分たちでシュノーケリングを楽しむようになったとき、道具を買い揃えることになります。シュノーケルとマスク、足につけるフィン、体に着るウェットスーツとフローティングベストが必要です。これらの道具を買うときのポイントはあるのでしょうか?
「安いものから高いものまでありますが、一番大事なのは道具のサイズが合っているかということです。洋服なら体にあてればサイズがわかりますが、マスクや足ひれといったものはなかなか合っているかわかりづらいことがあります。」
子供に「合ってる?」と聞いてもなかなかわからないもの。また、いずれ体が大きくなるからとサイズが大きめのものを揃えてしまいがちです。安全に関わるものなので、専門店でスタッフに相談しながら、体にフィットしたものを揃えるようにしましょう。
注意点:海という「自然」で遊ぶことを忘れない
最後に、シュノーケリングを楽しむ上での注意点についてうかがいました。「もし、慣れてきて、スクールではなく個人で楽しむ場合、必ず2~3人で行動するようにしてください。お互いの手を借りることができますし、溺れるなどの異常が起きたら助けることができます。これは、シュノーケリングに限らず、海で遊ぶ上での基本です。」
「また、生き物にむやみに触らない、遊泳禁止のエリアに立ち入らないなど、ルールを守るのも大切です。一般的な海水浴場ではフィンで砂を巻き上げてしまうので、磯などのシュノーケリングポイントをインスタクターなどから教えてもらうようにしてください。」
そしてなにより、海という自然が相手であることを忘れてはいけません。
「シュノーケリングは決して危険なスポーツではありません。ですが、海という自然の中で遊ぶことですから、波もあれば流れもあります。そのなかで、遊泳できる範囲や、トラブルがあった時にどうやって知らせるか、海のコンディションは大丈夫なのかなど、きちんと専門家から教えてもらいましょう。楽しむためのベースになりますからね。」
海で楽しく遊ぶには、安全のための知識が不可欠です。そのためにも、最初はインスタクターに教わったほうがより楽しめるわけですね。
気軽に体験できるシュノーケリング。この夏、お子さんと一緒に海の中をのぞいてみてはいかがでしょうか?